恐山に参拝しました3(霊場恐山の勝手なご紹介)

行くぜ、東北 その3~恐山に参拝しました

地獄の1丁目でポーズを決める、おちゃめな友人(over 50歳)。観光中なので、不謹慎とは言わないでください。

今回は、10年以上前に妻と娘2人で恐山へ参拝したとき、娘2人がご老人にど叱られたエピソード(悪いのは私です)を紹介させていただきます。

前置きとしてなぜ恐山に参拝したか、から始めます。
当時の娘(二人とも幼稚園生)はアニメの地獄少女が大好きでした。娘と遊んでいる時に地獄の話になりました。その時点、私は仙台在住でしたが、たまに出張で青森のむつ市に行く機会があり、そのおりには恐山への参拝をしてました。なので「パパは地獄を見たことがあるよ」的なことを伝えたら、娘2人がそれに食いついてきたため、じゃあ行ってみようかという流れで、家族での参拝となりました。今思えば、「パパは地獄を見たことがあるよ」は、かなり意味深な発言です。

なんやかんやで恐山に到着、境内に入ると娘たちはさすがにおっかなびっくりです。そして境内に入ってすぐのところに小さい温泉施設があります。その脇を娘たちと抜けたとき、いきなり温泉施設の窓が開き湯気とともにご老人が顔を出しました。ご老人は、よほど温まったのでしょう。深いうなり?とともに湯気の中からひげ面の顔をだしたところで娘たちと視線があったものですから、幼い娘たちはたまったものではありません。娘たちは「ひゃー」という悲鳴を上げました。そこで下の娘(年少組)が、さらに一言放ってくれました。

「パパ、あの人はどっち?」と・・・。ご老人は、幼い二人をからかっているのもあったのでしょう。「こらー」という怒りの咆哮を発されたものですから私もてんぱってしまい、娘二人を抱えて命からがらその場を走り去りました。

以上が、娘たちとのほんわかエピソードです。娘たちとは、その後1回(小学校低学年の時期)、恐山へ参拝に行きました。今では二人とも高校生になり、すっかり距離を置かれています。私は子離れがいまだにできず・・・という話はかなり長くなるので、別の機会にさせていただきます。

次回は親父3人組が、恐山から十和田湖へ向かう話にもどります。
鑑定士様のご応募をお待ちしております。お付き合いいただき、ありがとうございました。

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